最近、日経新聞を読んでいます。
結構色々な発見があって、経済という面から物事を見ると
こんな見方もできるんだと妙に納得することも。
経済といえばGDPやGNPという数値で国の序列を言ったりしますが
数日前に掲載されていた記事にGNHという見慣れぬ略語がありました。
国民総幸福量というのだそうです。
これは国民の幸福度を測る経済指標だそうで、取り入れている国は
世界中でたった一つ「ブータン」という国。
心理的幸福・健康・教育・文化・環境・コミュニティー・良い統治
生活水準・自分の時間の使い方の9分野について
一人当たり5時間の聞き取り調査を8000人に行って出すそうです。
国民総生産が国の力を表すなら、この数字は国民の幸福度を表し
強い、弱いという競争から離れたところで、
国の誇りを表しているみたいでカッコいい!
ブータンでは地域別や立場によって幸福の色分け地図ができあがります。
そして政治家は、幸福と感じる量の変化によって政治の方向を見定めるのです。
日本の政治家に、こんな気持ちはないのでしょうか?
選挙のためにお金をばらまき、できもしない公約をして政権を握っても
国民の幸福の量はどれほど増やせるというのでしょう。
ブータンは人口67万人の小国ですが、きっと総幸福量は日本よりも多いに
違いないと思います。
私もブータンに見習って、今年1年の総幸福量を測ってみようと思います。
どんな色になるか。
年末まであと少し、幸福量を増やすために頑張ってみようかな。