2012年11月19日

私って『色物』だったの?!

11月11日は介護の日。

日本中のあちこちで介護に関するイベントが開かれたようですが
私はずっと関わっている『男性介護者と支援者の全国ネットワーク』
「介護退職ゼロ作戦!」のイベントに参加しました。

介護と仕事の両立をテーマに、体験者がリレートークで体験談を
語り、自分自身の体験を共有財産として介護による離職を防止。
そのイベントで私も体験談を語ることになりました。

事務局長をされている立命館大学の津止先生から電話があって、
「柴本さんも仕事しながら介護をした体験があるし、男性だけの
問題ではないから、来て話をしない?」
と言われ、「なるほど」と思った私は
「了解しました。仕事と介護に絞ってお話すればいいですね」と
良く考えもせずに引き受けました。

11日はあいにくの雨でした。
それでも美しい紅葉がキャンパスを彩り、色鮮やかな落ち葉が
雨に濡れた黒いアスファルトに色を添えていました。

開催前に少し打ち合わせということでリレートークのメンバーと
司会の松村さん(女性)と津止先生とが集まりました。

あれ?女性は私だけ?・・
そうだ、この会は「ダンセイ介護者とシエンシャの会」だった!
男性だけなのは当たり前でした。

津止先生いわく
「一人15分だから8人で2時間、男性ばかっりの話聞いてると
結構しんどいから途中で一人女性を入れようかなと思って」

う〜ん、確かに男性の話は重いよな〜。
参加した全員が納得の表情。
「じゃあ、6番目の柴本さんでちょっと一息って感じで」
「はい。じゃあそういうことで(笑)」

本番ではまず津止先生の基調報告。
さすがに、大学の先生ですから要領よく内容をまとめ、
要点だけをしっかりと伝えてきっちりと時間内に終了。

期待通りのカチカチの男性の介護体験談が1時間以上続き、
いよいよ私の出番です。
ざっと、自分の介護の時の状況、自分の仕事上の立場などを
話して「大切なことは家族との話し合いです」。
「介護をするとき夫も子供も『手伝うよ』と言いました」
「これで納得してはいけません。手伝うというのは自分の仕事だと
思っていないからです。家族全員が自分が介護するという意識で
臨まないと介護者は孤立します!」
「家族にさえ他人事ですまされたら仕事との両立は無理です!」

同意の表情の男性と、大きくうなづく女性たち。
実は介護はずっと女性の問題だったのですもの。

今、男性が介護で離職するようになって、ようやく社会問題になりました。
厚生労働省の研究員の方が、私の想いを後から代弁してくれました。

参加者から「やっぱり途中に柴本さん入ってよかったね」
と好意的な感想がありましたが、途中から来た新聞社の人に
「あれ?柴本さんも喋ったの?」
事務局側
「そう、男性ばっかりじゃね。柴本さん色物ってことで」
「そう、紅一点ってやつです」

そうだったのか〜。あんなに力説したのに〜。
まあ、いいか。介護が女性の問題デモあることを示せたし。
彩にもならないと言われるより、ずっと良いかな・・



posted by 諾 at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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