今、やっているお節介士の会員交流の勉強会として、
介護者支援を目的にするからには、一度は介護者とお話を・・
と思ってのこと。
事前に連絡して、時間を決めて行きましたが、新聞社の方が取材に
来られていたので、時間が早かったかなとちょっと不安になりましたが
取材はすでに終わっていたようで、入れ違いのように帰られました。
代表のY氏と、日程調整をしていただいたI氏に挨拶をして、まず
取材についての話から、共通の友人の病気の話題になり、
気が付いたら結構な時間が過ぎています。
肝心なことをお話ししないと、と思って会員の交流会の話をして、
日程を決め、ようやく落ち着いた頃、
一緒にいたそこの常連さんがほとんどお話に
加わっていないことに気が付きました。
私は2度ほどお目にかかっていたので、簡単にご挨拶しただけなのですが
実はまったく先方は私を覚えておられず(汗)
初対面なのに一人で話をしていると
思っておられたようでした。
80歳を過ぎていると仰っていましたが、ずっと若く見えて、
私は一緒に取材を受けて、私の訪問も知っておられるスタッフ側の方
と思い込んで、一生懸命説明していたのですが、
実は偶然来られていただけだったのです。
代表のYさんも、私たちがすでに顔を合わせて
(実はかなり長時間ご一緒していました)いたので、
紹介の必要はないと思ったのですね。
一緒に話していると思っていたのは、こちらの3人だけで、
おひとりで疎外感を感じておられたのです。
最後に一緒にお話ししだして、そのことを言ってくださったので
よかったのですが…
まったく、とんだ思い込みの独りよがりの行動だったと
ものすごく落ち込んでます。
こちらは良く覚えていたので、先方も覚えておられると思い込み
しかも、話題の知人についても良く知っておられると思っていて
誤解だらけだったのですが…
それにしても気が付くべきでした。
2時間近くいろいろ話をしている間、ほとんど何も言わず
ただ、黙ってきいておられた態度から察するべきでした。
時間に追われて、ただ、目的を達することだけを考えて
話をしていた自分が情けないです。
『忙しいという字は心を亡くすと書く。どんなに時間に追われても
心を亡くしてはいけない』
と言われていたのを思い出しました。
勉強会の予定を決めに行きましたが、本当に勉強すべきは自分でした。
気持ちを切り替えて、今日からは時間に追われずにすむように
一つ一つ、後回しにせず、片づけていきたいと思います。
あ〜、私ってまだまだ、だな〜。