2012年01月07日

長谷寺初詣


明けましておめでとうございます。

新たな年に「一年の計」を立てました。

「行動すること。今しかないと思って全力を尽くすこと」

昨年は、多くの災害がありました。
地震、津波、台風、洪水と日本だけでなく
世界中で大きな被害が出ました。
世界中の人が、そして特に日本では国民のほとんどが
「今自分にできることは何か」を
問うた年ではなかったでしょうか。

そんな年に、そんな年だったからこそ
2年間お世話になった福辺節子さんの事務所を辞めて
自分独りで仕事を始めることができたのかもしれません。

手探りの4ヶ月。

介護施設の職員研修の講師や介護関係の講演会の企画など
今までの延長での仕事をしながらも
ずっと思い続けてきた介護家族への情報提供という目的を
もう一度掲げることができました。

それには
福島県の市民講座でのご家族との出会い
村松静子さんや石飛幸三先生との出会いが
大きかったと思います。

「あなたなら、きっとできる」そんなお二人の声に
背中をずっと押してもらっています。

本当に多くの方の励ましや、援助に支えられて
一歩ずつ歩き出しました。
そんな私の今年一年の目標です。


だったら初詣をして、仏様の前で誓わなくちゃ。

新年の始めに声明が素晴らしい長谷寺を選んで訪れたのは
あの美しい読経を聞きたいと思ったからです。

長谷寺.jpg


残念ながら時間が遅く、本堂での声明は聴けませんでしたが
万灯会まで待ったおかげで
講堂でお勤めをする声を聴くことができました。

山間の古刹は、長い回廊の脇に寒牡丹を植えていて
雪をよけるわらの傘から鮮やかな牡丹の花が可憐にみえます。

寒ぼたん1.jpg


牡丹と言うと大輪のあでやかな花と言う印象ですが
冬の牡丹は花が小ぶりで、色も優しくて
私はこちらの方が好きです。

牡丹.jpg


本堂の仏様の前で今生きていることに感謝して
今年は日本のために祈りました。
こんなことは長年生きてきて初めてのことです。

でも、今年の初詣は多くの方が日本や世界の人のために
幸せを祈ったのではないかと思います。

今年も行動する1年に。
今すべきことに最善を尽くすことを誓いました。

長谷寺は長い階段を上って山の上にあり
本堂の舞台から寺全体と
古くからの門前町が見渡せます。
川沿いの料理屋やお土産店も由緒ある店が多く
風情たっぷりです。

長谷寺お土産.jpg


焼きたての蓬餅を買って食べたり
熱い甘酒を茶店で飲んだりして
5時まで待って、回廊の灯篭に灯がともるのを
見てから帰りました。

足元の灯篭は大晦日の夜ともったそうです。
残念でしたが、長い階段を照らす温かな
提灯の明かりは十分にきれいでした。

長谷寺万灯会.jpg



さあ、新しい年の始まりです。

今年の年末は自己嫌悪に陥らなくて済むよう
がんばるぞう〜!!




posted by 諾 at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月18日

石飛先生の講演会企画をしました


12月15日吹田市立勤労者会館において
「片山岸辺地区特養・老健合同研修会」として
石飛幸三先生の「平穏死のすすめ」の講演会が開催されました。

私は今年の1月に石飛先生が常勤医を務められている
世田谷区立特別養護老人ホーム「芦花ホーム」を訪れ
先生の講演のpptの最初のタイトル背景になっている屋上からの
富士山を一緒に拝見した仲です(笑)

そんなご縁でこの研修会の企画をいただき、準備を進めてきて
いよいよ実現したわけです。

当日の5時過ぎから待ち合わせのホテルのロビーで、先生が私の顔を
覚えていてくださるかしらとドキドキしながら待ちましたが
エレベーターから降りられた瞬間に笑顔で手を振ってくださったので
嬉しくてこちらもコートを振り回してしまいました。

さっそく、一緒に会場に向かいます。
先生は今年180近い講演や会合などの依頼があったそうで、
その日もスケジュールはいっぱい。
「でも、新幹線でお昼寝してきたから大丈夫だよ」と
謝る私を気遣ってくださる優しい先生です。

会場ではプレゼント用の「平穏死のすすめ」にサインをして
ご持参されたMacBook airをプロジェクターにつないで準備。

「今回は前よりちょっと良くなったよ」と言われるので
期待も大きくなります。

簡単な主催者のご挨拶と先生の紹介が終わると会場は暗くなり
パワーポイントのスクリーンに芦花ホームから見える夕焼けの富士山が
大きく映し出されました。

drisitobi.jpg
ときには厳しい現在の医療への批判も


暗くて先生の姿が見えにくいのが残念でしたが、
静かに先生のお父様がなくなられた時の回想からお話は始まり
時に歯切れのいい江戸っ子弁で医療の矛盾を突き
また、しみじみと自然な死を迎えられるご利用者の様子を語られる
先生のお話に参加された方は皆耳を傾けています。

途中pptのコントローラーのボタンを押し間違えてスクリーンから
画像が消えたり、戻ったりして
「おじいさんにこんな最新の機器を使わせるとこうなっちゃうンだよ」と
おちゃめに会場を笑わせる一場面もありましたが、
最後の近づいた利用者さんのために職員さんが結婚記念パーティーを
開いた動画を音声入りで紹介された時には
会場のあちこちで目頭を押さえる人や、そっと涙をふく姿が見られました。

悲しいから泣いたのではなく、
こんなに穏やかで自然に死が受け入れられることへの感動の涙でした。

多くの方の感動を呼んで、1時間半の講演は終わりました。

その後の質問タイムには介護の仕事をされている方から看取りについての
問いかけがあり、ひとつひとつ丁寧に回答されました。

最後の質問者として、
ご本人の意思を尊重して意識のないご主人に胃ろうをすることを
最後まで拒み続け、在宅で穏やかな死を迎えたというご家族が
立たれました。
「今日のお話を聞いて、私がしたことは間違っていなかったと
実感できました。ありがとうございました」
そう、話された時には先生も感無量の面持ちでした。

司会をされた施設長が思わず言葉が途切れてしまいそうになり
会場は、思いやりの心で満たされていたように思います。

そんなしんみりした時間の後に、いきなり福引大会が始まり
先生のサイン本はじめ、色々な商品の抽選が始まって
先生はプレゼンターに。
福引大会.jpg
著書を手渡す石飛先生

講演会福引.jpg
当選者は先生と握手して嬉しそうです



先生も「こてこての大阪のノリ」を結構楽しまれたようです。


人の縁というのはわからないものです。
先生の著書に感動し、講演をお聞きしてますます共感し
サインをしていただきながら「芦花ホームを見てみたい」と
お願いしたら快く「いつでもいらっしゃい」と名刺を頂いた。
本当にお電話をしたら覚えていてくださって
京都から東京まで出かけて行った。

こんな素晴らしい方に、せっかく巡り会えたのに
そのままにしたくない。
本当にこの目で見たい。
そんな想いが通じて、こうしてご縁ができました。

私はこの出会いを人生の大切な宝だと思っています。

今年福島まで行ってお会いした
在宅看護研究センターLLPの村松静子さん。

心から尊敬する人に出会えること、それは何よりの喜び。
生きてることに感謝する瞬間です。


この日も、私はそんな幸せをかみしめることのできた1日でした。

花束を持つ石飛先生.jpg
花束を贈られ笑顔の石飛先生








posted by 諾 at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月25日

久しぶりに琵琶湖見ました


ここのところ、セミナーや会合や見学などあちこち飛び回っていて
まさしく『貧乏ヒマなし』状態でした。

今日もソウル市の老人施設協会の視察旅行で日本の施設を見学したい
と言われたので、大津市の真盛園を案内してきました。

その様子はフェイスブックで詳しく話しているので、ここでは別の
観光としての一日を。


実は前の会社にいるときに取材で真盛園や、関連の施設を訪れて
いたので坂本には何度も来ていました。

でも紅葉のシーズンは初めてです。
少し遅いかなと思っていたのですが、今年は暖かい日が多かったため
ようやく紅葉が始まり、色づきもイマひとつといったところです。

それでも秋晴れの坂本は白壁が美しく、青い空と伝統の町並みが
すっきりとしたコントラストを見せて坂の多い、町歩きを軽快な
気持ちで歩かせてくれました。

見学のご一行が来るのは14時。
私は12時過ぎにJR「比叡山坂本」駅に着いて、この静かな佇まいの
町を楽しもうと歩き出しました。

IMG_0588.jpg
日吉大社の鳥居


しかしっ、今日は寒い!ふらふら
お天気は良いのですが、風が冷たいっ!
手が冷たくなってきて、手袋がほしいと思うくらいです。

日向をえらんで歩くと少しは暖かいので、日吉大社の鳥居をくぐり
参道を登り始めると、すぐに京阪の坂本駅があり、向かいの観光
協会で地図をgetして迷子予防。
携帯のナビを使うと電池がすぐなくなるので、今日はアナログで。

日吉大社にお詣りする時間はないと判断し、生源寺の角を折れて
西教寺へ直接向かうことに。
生源寺ではお葬式があるらしく、僧侶が数人と喪服の男性が門前で
出迎えをされていましたが、観光地のお寺でのお葬式は少し不思議な
光景でした。

この通りは里坊と呼ばれる小さなお寺がびっしりと並んでいます。
民家も古い造りのものが多く、洒落た和風のカフェなどもあり、
散策にはもってこいの場所です揺れるハート

穴太衆積み(あのおしゅうづみ)と呼ばれる独特の石塀が続く路地は
風もさえぎられ、しかも坂道を上っていくので、だんだん身体も
温まってきまするんるん

八朔が実っていたり、金柑の木がかわいい黄金色の実を鈴なりにして
いたりして目を楽しませてくれます。

30分くらい歩いたところで、見慣れた西教寺の山門が見えてきました。
あちこちでゆっくりしたけどあと1時間くらいはあります。

IMG_0589.jpg


西教寺にお参りすることにしました。
本堂までの道は楓の木が何本もあり、その中には見事に色づいている
ものも。

IMG_0590.jpg
美しい紅葉と青空


階段を上がって本堂まで行くと、もうすっかりポカポカ。
振り返ると、琵琶湖が一望に見渡せます。
母なる湖と呼ばれるこの琵琶湖は、私にもとても懐かしい景色です。

IMG_0591.jpg


この西教寺も比叡山が織田信長に焼き討ちにされたときに焼かれて
その後明智光秀によって再興されたそうです。

天台宗の総本山だけあって総けやき造りの本堂はどっしりとして
威厳があります。
障子が閉ざされ、中からは読経の声が聞こえていました。

IMG_0592.jpg


私はここに明知一族の墓があると聞いていたので、今日はぜひとも
見ておこうと思っていました。
3日天下と言われる明智光秀は、実はとても素晴らしい統治をした
優れた当主だったということです。
悲劇のヒーローのお墓にお参りしたいという少々乙女チックなぴかぴか(新しい)
目的があったのです。
お墓は本堂の左手、思っていたよりも大きく立派でした。

IMG_0593.jpg


手を合わせ、しばし戦国の世に想いを馳せてみましたが、秋晴れの
静かな境内では想像が及ばず、時間も無くなってきたので、
あっけなく現実に引き戻されてしまいました。

後はお仕事。今日の本当の目的のために石段を降りましたダッシュ(走り出すさま)

こちらも、首尾よく終わり充実した一日でした。
帰りに駅前の店で買った揚げたてのコロッケとポテト。
身体が中から温まっておいしかった〜わーい(嬉しい顔)




posted by 諾 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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